令和5年8月号会報「東基連」編集後記

思わず心の中で「上手い! 座布団1枚あげてください!」と叫んでしまいました。東京労働局健康課が音頭を取って始めた、「Cool work TOKYO」ロゴマークのことです。東京労働局としては、5月から9月までの間、「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」の取組を推進していますが、新たな取り組みとして「Cool work TOKYO ロゴマーク」を作成。
街中でよく見かける「Safe Work TOKYO」のロゴマークはお馴染みですが、それを捩(もじ)った「Cool work TOKYO」。HPには「クールワークキャンペーンの名称とSafe Work TOKYOロゴマークを融合し、涼しげな水色でデザイン」と。このロゴマークはHPからもダウンロードができ、既に幾つかの建設会社では看板やヘルメットに活用。東京労働局健康課のアイデアに拍手です。
アイデアと言えば、夏になると埼玉県熊谷市の老舗蕎麦屋さんでは、カレーで暑さを乗り切ろうと、「ツタンカㇾー麺」が登場。エジプトのファラオ「ツタンカーメン」を捩(もじ)ったカレーうどん。やや細めの熊谷うどんをスパイスの効いた熱いカレール―が包み込み、表面には正四角推のピラミッドが鎮座。このピラミッド、実はさつま揚げ。食べ進むと傾きます。「暑いぞ!熊谷」のコピーで知られる熊谷市。平成19年に日本最高気温を計測したことを契機に「熱中症から市民を守る」と、沢山のアイデアをもとに暑さ対策、熱中症対策に取り組んでいるそうです。
熱中症対策として、ミスト噴霧による気化熱を利用した冷却システムや、ファン付き作業着など新たな工夫が多く活用されています。この夏は、各企業・団体ともアイデアを凝らし工夫に富んだ「我が社の熱中症対策」を。さあ、涼しげな「Cool work TOKYO ロゴマーク」を先頭に、Coolな職場環境を目指しましょう。
小太郎