令和4年7月号会報「東基連」編集後記

昨年の誕生日に妻に贈ったミニ胡蝶蘭が、今年の誕生日を前に、再び鮮やかな赤紫色の花を咲かせた。嬉しい驚きと喜びを生み出した、赤紫色の花弁。
その翌日、当会報「東基連」の編集会議が行われた。作成を担う編集委員は、24名。会員企業及び東京労働局の各課と産保センター、そして印刷会社と東基連の担当者で構成されている。編集会議では、意欲に溢れた発言が相次いだ。議論の
中心は、行政の施策を如何にして伝えるか。労働行政について様々な意見はあろうが、労働基準法の趣旨は、「労働条件の最低基準を確保し、更に向上させる」と解されている。
本年度の東京労働局の「行政運営方針」。「労働基準」、「雇用環境・均等」、「労働保険徴収」の3つの行政分野に記載された「周知」と言う言葉は、66箇所。法の趣旨を踏まえた66の施策について、しっかりとお伝えするとの国民の皆様への約束。
この66の施策を、幸を贈る花々に譬えさせて頂けないだろうか。使用者、労働者、そしてその家族の方々の望みを実現していきたいと願う、66の花々。そうすると、24人の編集委員は、花々を届ける花配達人。私も懸命に汗をかく日々を送ろう。嬉しい驚きと喜びを贈る、花配達人の一人として。
小太郎